2008年02月21日

みんなで渡れば怖くない…

JUASというITのユーザ団体があって、よくセミナーのお知らせをいただくのですが、結構、費用がかかるので、参加したことはなったです。今回、3,000円と手頃だったので、OSS(オープンソース)の適用の阻害要因についてのお話を聞いてきました。

モチベーションとしては、我々もクローズソースのESBとオープンソースのESBの両方を影響するハイブリッドな戦略をとっているからですが、日本の事情はUSとも違うという考えを持っていたからです。ITの環境で日本とUSの違いはオープンソースに限ったことではないですが、昔からUSから18ヶ月遅れて日本は新技術が適用されるなどという通説もあります。

でも、話はそれほど単純ではないと思います。このセミナーに結論があるとしたら日本のITユーザには「みんなオープンソースを使っていますよ」と言って促すことだということです。日本のITユーザは「みんなで渡れば怖くない」という前提があるように思います。プロダクトアウトを前提にしている我々からするととても大きな壁です。最初の話から日本ので事例を聞きたがりますから。

USでも同じような傾向がありますが、日本ほど画一的ではないように思います。平成19年情報通信に関する現状報告 特集「ユビキタスエコノミーの進展とグローバル展開」の6ページや30ページに日本とUSの成長や投資の違いが表されています。やはり、なんらか先行するべきという気持ちがこの違いに現れているように思うの私だけではないと思います。

なんだか批判めいたことになってしまいましたが、我々ベンダーとしての責任はもちろんありますし、実際のビジネスとして生き残るためには、避けることはできない問題です。

2007年10月16日

グリーンIT

ガートナが発表した「戦略的テクノロジー」のトップに「グリーンIT」が挙げられました。テクノロジーが引き起こした地球温暖化問題をテクノロジーで制するという共通の意識が育ちつつあるのでしょうか。地球温暖化問題が地球上に紛争や格差を生じさせることは必至であり、政治やビジネスに大きな影響を及ぼすのでテクノロジーだけの問題ではないのですが、テクノロジーが貢献できる程度は非常に大きいと思います。

ITも同様に、以前のエントリで紹介したようなコンピュータのハードウェアの消費電力のセーブのテクノロジーだけでなく、ITテクノロジーが二酸化炭素の排出を制御するシステムを実現することでも貢献できます。エンタプライズだけでなく組み込みソフトの中には関連するシステムが少なからず開発されていくはずです。

これらのシステムは当然ソフトウェアで作られているわけですが、ソフトウェア自身の有り様も貢献することが必要でしょう。ハードウェアが急減な進歩を遂げたおかげソフトウェアも様々な創意工夫を実現できたのですが、CPUもメモリもジャバジャバ使えるということで進んできたシステム開発のイノベーションへの対応の仕方を変えなければならないと思います。それが今すぐ起きるのかどうかはわかりませんが、無駄なリソースを必要以上に消費することには変わりはないからです。

経済原理から言えば、そんな細かいことは気にしないで早く安く作ることが求められるのでしょうが、この地球規模の危機は、そのような概念を覆す必要があります。当然、科学的に証明された方法をとる必要があるわけで、具体的な方策がどうなるかはわかりませんが、同じことを実現するのに最小限のリソースで実現することが求められるということになるはずです。

マイクロソフトとインテルが、少しでもソフトウェアが消費するリソースを最適化できれば世界中にあるPCが貢献する度合いは大きいはずです。その他にも、一律JVMのオーバヘッドが消費するリソースを削減できれば結果は評価できるものになるでしょう。

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2007年10月01日

Climate Servers Computing

GoogleとIntelがデスクトップコンピュータの消費電力の浪費から生じる温暖化問題に対応する非営利団体を立ち上げています。デスクトップのコンピュータの30%から40%の電力が浪費されているそうです。コンピュータの電力消費の調整機能は90%が無効にしていると言われています。

CPUのクロックも頭打ちであり、IT技術は新たな課題を背負わなければならなくなっていると思います。温暖化問題など地球上のあらゆる物事を正しく維持するための方法を考えることをSustainable Developmentといいます。非常に大きな課題であり、解決に近づけるためにはITの力が不可欠です。

そのIT自身もその技術の限界を試されていると思いますが、いかがでしょうか。