ガートナが発表した「戦略的テクノロジー」のトップに「グリーンIT」が挙げられました。テクノロジーが引き起こした地球温暖化問題をテクノロジーで制するという共通の意識が育ちつつあるのでしょうか。地球温暖化問題が地球上に紛争や格差を生じさせることは必至であり、政治やビジネスに大きな影響を及ぼすのでテクノロジーだけの問題ではないのですが、テクノロジーが貢献できる程度は非常に大きいと思います。
ITも同様に、以前のエントリで紹介したようなコンピュータのハードウェアの消費電力のセーブのテクノロジーだけでなく、ITテクノロジーが二酸化炭素の排出を制御するシステムを実現することでも貢献できます。エンタプライズだけでなく組み込みソフトの中には関連するシステムが少なからず開発されていくはずです。
これらのシステムは当然ソフトウェアで作られているわけですが、ソフトウェア自身の有り様も貢献することが必要でしょう。ハードウェアが急減な進歩を遂げたおかげソフトウェアも様々な創意工夫を実現できたのですが、CPUもメモリもジャバジャバ使えるということで進んできたシステム開発のイノベーションへの対応の仕方を変えなければならないと思います。それが今すぐ起きるのかどうかはわかりませんが、無駄なリソースを必要以上に消費することには変わりはないからです。
経済原理から言えば、そんな細かいことは気にしないで早く安く作ることが求められるのでしょうが、この地球規模の危機は、そのような概念を覆す必要があります。当然、科学的に証明された方法をとる必要があるわけで、具体的な方策がどうなるかはわかりませんが、同じことを実現するのに最小限のリソースで実現することが求められるということになるはずです。
マイクロソフトとインテルが、少しでもソフトウェアが消費するリソースを最適化できれば世界中にあるPCが貢献する度合いは大きいはずです。その他にも、一律JVMのオーバヘッドが消費するリソースを削減できれば結果は評価できるものになるでしょう。
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